and more.
川の流れが橋脚にぶつかりできる渦や、大気の動き、風に吹かれてできる砂丘のパターン、そして、人や動物の群れの動きの中の法則や秩序を探る。
流れという変化し続ける動きの中に、自己法則による一定のパターンが潜む。その一方で、パターンには不確実な要因が絡み、様々なバリエーションが生まれ、変化し続ける。
著者は英科学誌「ネイチャー」のコンサルタント・エディターを務めるサイエンスライター。流体力学をはじめとする科学的知見のみならず、画家、文人が描いた川や海、大気の流れからも解説が加えられた総合科学的な解説になっている。また、身近な例から語られるので、取っつきやすい。
画家さんにもお勧めしたいと思う内容でもある。
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Hideki Nakane