一気読みですよ。一気読み。まんがだしねー。お気楽に手に取りました。もともと伝記は苦手だし(偉い人の偉くなった話ってこそばゆいし、まねできそうにないし、共感しづらいのでつい敬遠)、空想的な物語は好きだけど(←根っからの子ども)随筆は退屈~とあまり興味を持たなかったから、実は徒然草も枕草子も方丈記もざっとしか読んでない。家にはその類いの本があったにも関わらず、だ。なんかねぇ、人のぐだぐだ話はどーでもいいし、恋愛話は小っ恥ずかしいし、説教なんて聴きたくないし、とか、あれこれ言い訳だらけなんですが、要は小難しい心のひだまで分け入った話を読めないんですよ。お子様だから(偉そうにいうところじゃないんですが)。で、この本だ。しまった。枕草子、読み直してみたらいいんじゃない?え、方丈記ってもしかして書いてる人がヘンかも。更級日記ってそんな話だったのー!?今まで教養ちっくに読んでおくか、と思ってた本が、実はすごく面白い本だったのに気がつかなかった!そんな衝撃ですわ。むぅ。今更だけど、日本の古典を読み直そうかな、と思えるほどに、この本はよかったです。古典ね。見直しちゃったわ。
2012-02-12 13:15:47Wow! ノートはまだありません
Michi Kawahara