いろいろな思いをもって生きている人がいることは自分の経験からもわかっているつもりなのだが、ついつい自分以外の人間をステレオタイプで大まかに捉えたりして会ををしたりしてしまっていないだろうか?と反省させられたエッセイ本。自称非モテけいからAVビデオの評論家AVライターになった曲がりくねった女子人生の告白という形をとってはいるが、日本の社会でかわいらしくて気立てがよい女性がもてはやされたりいい子という人が求められたりしている中で、自分がその分類から外れてしまっていると感じ、そのずれに悩んでいる人がかなりいるんだということを再認識させてくれる。変な本だけど面白そうと手にしたが読んでよかった。女子力アップとかの世の中の声、風潮にうんざりしている女子におすすめです。
2012-03-11 11:07:37Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato