安藤忠雄　仕事をつくる―私の履歴書

心にとまった言葉
「独学の建築家」

「建築は独創性と勇気だ。」

「芸術こそが人生の道標となり、人々の心を豊かにする。」

安藤忠雄さんは世界で最も注目される建築家の一人である。驚くべき事に安藤さんは教科書を借りてひたすら読書し、独学で建築の勉強をしてきた。
建築家として認められるにはオリジナリティが重要である。しかし独創性を生み出すためには、十分な基礎知識を有していることが大切であると思う。安藤さんがそこまでの独創的なアイデアを生み出せるのは、そうやって独学で培った確かな知識がベースとなっているからこそ、他の誰とも違うオリジナルのものを生み出すことができるのであろう。
建築にしろ、芸術は我々の感性を刺激し、心を豊かに育んでくれる。我々は日本とゆう恵まれた自然の中で培われてきた豊かな感性を有しており、芸術によってその優れた感性をさらに豊かにしていくべきなのだろう。
安藤さんの生き方は、情熱を持って努力することの大切さを教えてくれた。