人の内側にある”世界は密室でできている”。壁は皮膚でも環境でも社会でもなく、その人自身が作っている。だから脱出困難なのだ。主人公の身の回りで起きる密室事件を、姉の自殺をキッカケに覚醒した友人のルンババ12(番場)が次々と解決していく。登場人物達はみんな破天荒だけれども、それはどうにか密室から脱出しようと試みている証なのかもしれない。著者お馴染みの支離滅裂(文章も含め)な展開の末に待っているラストは非常に感動的だった。表紙避けせず読んで欲しい、オススメの一冊。
2012-04-13 13:04:29Wow! ノートはまだありません
Hayato Ueda