読み終えてむふふ♪な一冊です。なんだか懐かしい文章なの。30年前に読みふけった海外SF(もちろん翻訳)を想起させる、でも古いんでなくて、あ、今SF読んでる♪って感じの。表題のシュレディンガーのチョコパフェのSFっぷりも好きだけど、二番目の「奥歯のスイッチを入れろ」がよかった。なんだか懐メロでなくて、懐SF? バイオシップハンターもそのぬめった船体は、草上仁にもあったなーとか、とにかく久しぶりにSF読んでよかった^^と思ったのだ。
あー、新刊でないところは図書館で借りたからなんだけど、山本弘の文章てかSF好きだなー。長く離れてたけど、また読もう!
同人誌ばり(!?)のご本人の解説もといあとがきも好きだ。なんだか照れてるような文章が本文と違って初々しい(違っ)。ご本人でない方の(ここでは名前を出さないが)解説というかあとがきというか、はなくてもよかった。個人的には。(書いた方のためにいうけど、「なかったほうがよかった」ではなく「なくて**も**よかった」だ。山本氏の方が年齢が近いからね、なんというか、言わずもがなだよ!って思っちゃったんだ)
もちろん、上に出さなかった短編それぞれもむふふだったのだ。闇からの衝動も、あー、こう来たかー!!なんてへらへらしながら読んだわけです。これ、もう電車で読んだらだめだね。にへっとしたり顔をしかめたりで、誰かが見てたらかーなーりアヤシイ人になってた(はず)。最近ライトノベルを多く読んでいたけれど、やっぱりちゃんとしたSF読もう。(いやライトノベルも好きなんだよ?)・・・宣言するのもヘンだけど、久々に楽しく読んだのでテンションあがってメモしてます。
平たく言うとおすすめってことで。^^
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Michi Kawahara