いやみのないユーモアが楽しめる荻原浩のサバイバル小説。今回のサバイバルは別に南海の島々での遭難でもなんでもなく、銀行を辞めたもとエリート銀行マンがタクシードライバーとして生き残りを賭けしがみつき、よき日の思い出にすがりつきそうになりながら夢想の時間を振り切り、タクシー運転手間での厳しい競争になれしたみはじめノルマ以上の稼ぎを達成するようになるまでも日々を描いた作品。年におけるサバイバルゲームの中でもよりどころなるものは何かといったことを考えさせられた。少し前の作品だが楽しく読めた。テーマは重いがユーモアあふれ軽く読める作品だった。
2012-05-10 16:09:05Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato