ことし90歳を超えても活躍する竹西寛子の最新作。老境にう名狩りの入ってもなお人と人とのかかわりのなかで生きていく人たちの淡いつながりを書き綴った作品。短編集で、練りに練られた文章が続くが、これまた力をいれずにすーっと読み進むことができる。タイトルになっている作品はいすがわと読むのだが、この川は伊勢神宮に近く流れていて、なんといすず自動車の名前のルーツでもあるらしい。その他全8編大人のお話でお勧めです。枯れた文章のきわみを味わえます。
2012-05-13 12:33:57Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato