「ナンセンス小説やノンリアル小説が書きたい」という作者の思いは伝わる。しかし、あまりにも現実味がない話だったので、話の世界にのめりこむことはなかった。ただ、こういう話を考え付くことができる才能は素晴らしいと思う。後味が悪い話もあり、しかもいきなり終わるので、何度も読みたい本ではないかもしれない(意見には個人差があります)
2012-07-23 05:11:42著者の名前が同じなので手に取り購入。かってびっくり御年73歳のデビューらしい。「神様のラーメン」を含む全6編のはちゃめちゃナンセンス小説ともいうべきどたばたを描いたものを集めた短編集です。普通に生きようとしていた主人公が食べることやある食べ物と出会うことをきっかけに突然信じられない非日常の状況に引きずり込まれてしまうということをテーマに書かれているが、著者が食べることが大好きだったことが如実にわかる食の表現がすばらしい。ばかばかしいお話を気軽に読みたい出張の機上用の読み物としてもいいかも。
2012-05-29 10:07:31Wow! ノートはまだありません
Hiroko Kashimoto