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自己表現力の教室

荒木 晶子(著)
筒井 洋一(著)
向後 千春(著)

情報センター出版局

発売日: 2000-04-05

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この本には「話し方」「書き方」という自分を表現するときに、何をすればよいかが、一定の方法に基づいた科学的な知見から、具体的に書かれている。たいていの自己啓発本が著者の個人的な成功体験を過度に一般化した方法を語っているのとは対照的である。
また、コミュニケーションという誰もが既にそれぞれの経験の中で身につけていながら、漠然と不安を抱いている能力を客観視するためにも、この本は有効だろう。
最も好感が持てるのは、コミュニケーション能力は、アポステリオリなもであり、訓練次第でいくらでも上達するということを肯定的に強調している点である。そして、その訓練の方法が具体的に書かれていることである。改めて取り上げれば、何を当たり前のことをと感じるであろう。僕も書きながらそう思う。しかし、「コミュニケーション能力がないと駄目だ(仕事がない、恋愛ができないなど)」と扇情的に語り、不安を煽るようなことをしながら、では、具体的にとうすればいいのかということを語らない人が多いのだ。
「自分の頭で考えろ」というのが彼らの答えだろう。その答えはかなりの部分正しいが、同時に、一面的であるように思える。コミュニケーションの型を知らない、あるいは、誤って身につけている段階で、過度な自由を与えられても困惑するだけだ。そこで結果的に現れる言動は個性などではなく、ただ基本や標準を知らないということを暴露するだけだ。この社会で、基本的なコミュニケーション能力の型を身につけていないということは、不利なのだ。恥ずかしいといったような情緒的な表現で語り、人格攻撃をしないで欲しい。
社会を生きる上で、就職するのも、働くのも、能力を認めてもらうのも、配偶者を見つけるのも、よりよい人間関係を築いていくのも、すべてその人の自己表現能力に負うところが大きい。それだけの影響力があるものでありながら(あるいは、あるからこそなのか?)、コミュニケーション能力の具体的な様相を語らない。それは狡くないのか。個人の性格などに還元せず、いかに不利であるかをアナウンスするべきではないのかと私怨をこめて思う。生まれつき話が下手な人がいるわけではないし、生まれつき書くことが下手な人もいない。訓練次第で上手くなりうるということを希望を持って語るべきではないのか。

2012-05-29 06:12:19

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