その行為が目的にあっているか、その目的がお天道様に顔向けできるものなのか?
実用主義・行為主義・道具主義などと訳されるプラグマティズムという考え方をこの二つの視点により説明してくれていて大変ためになった。
日本を覆っている閉塞感について、かねてから問題がどこにあるのか考えていたけれど、一理あるなと思った。
官僚・政治家・学者・経営者など一般の人よりも影響力の強い人がこの考え方を取り入れていけば、日本も必ず成長基調に戻ると思う。
逆に言えば、今の日本はこういった考え方が疎かにされ、誰かを引き落とす事で成長しようと考えている傾向が強いと思う。
この20年の状況からそのやり方に限界がある事は明らかなんだから、変えていく必要があると認識を改める事ができたという意味でもよい一冊だったと思う。
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Kiyoto Takeuchi