「プレイヤーとしての喜びとリーダーとしての喜びは、まったく別の次元です。『自分でできる幸せ』から『してあげる幸せ』に変わるのですから当然のことでしょう。プレイヤーのときは、目先の数字をあげることに喜びを感じますが、リーダーになれば、まわりとともに成長できたときに喜びを感じます。まわりとともに成長するためには時間が必要ですから、長い目で見なければいけません。それは、短期的な成果から長期的な成果に価値をずらすということ。そういう意識を持っておかないと、すぐに『自分でやった方が早い病』」に戻ってしまいます。
小善は大悪に似たり
大善は非常に似たり
病の根本にある『自分さえよければ』という考え方
「『自分でやった方が早い』という思考には、大きく分けて2種類あります。ひとつは、まわりよりも自分がデキてしまうから、自分でやった方が早い。もうひとつは、相手に悪いし、お願いが下手だから、自分でやった方が早い。…
…あなたがどちらのパターンであるにせよ、『自分でやった方が早い』という思考に陥っていることにおいては同じです。もちろん事実として『自分でやった方が早い』ということはあるでしょう。世の中には誰にも任せられない仕事というのはあるでしょうし、まわりが仕事のデキない人だったり、お願いしにくい人だったりすると『自分でやった方が早い』となるのは必然です。しかし、私はあえてこれを『病』であると定義します。『自分でやった方が早い』と思うのは『病』なのです。」
デキる人、優しい人に多い『自分でやった方が早い』という考え
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Gen Sakata