著者曰く、歴史とは、いつの時代の、どの国の人間が読んでも、「そういう説明しかないだろう」という整合性の取れた説明ができるものであり、良し悪し・善悪の感情はそこに含まれてはいけないらしい。よって、この本は淡々と事実が書かれているということになるだろう。もちろん、著者も人間なので、感情を書くこともあるが、出来事とは切り離した書き方をしているように感じる。ここに書かれていることがどの程度真実なのかは分からないし、著者の考え方のすべてが正しいとも思わないが、この時代について書いている他の本には決して書いていないことが書いてあり、別の見方を学んだように思う。
2013-07-31 05:38:25Wow! ノートはまだありません
Hiroko Kashimoto