恵文社一乗寺店のような感じの本屋で購入し、数時間で読破。大型書店には置かれないような本だろう。内容は、筆者の一乗寺店での歩みに始まり、試行錯誤した品揃えや『左京区』という街の持つ独特なにおい、経営を考える上で参考になる他のお店(本屋以外にも様々に)の情報も書かれている。街の小さな本屋が次々に消えていく現状をいかにして乗り切っていくか、そのヒントを手に入れるために、筆者は今日も街歩きを続けているのだろう。大型書店だけでもつまらないし、個人商店の本屋だけでも物足りない。棲み分けは大事だ。
ちなみに、私は1度だけ恵文社一乗寺店に行ったことがあるが、本屋好きにはたまらない棚が訪れる人を迎えてくれる。ここにハリポタは不要だ。
Wow! ノートはまだありません
Hiroko Kashimoto