ちょっと面白い新書に出会いました。講談社現代新書「予習という病」です。学習での予習の奨励は、未知への対処力を潰してしまうという主張です。JICA研修を担当して10年になるのですが、ややマンネリ感もあって、今までの考えや方針が正しいのかどうか、少々悩んでいました。予習なしに経験から学ぶ。学びの後に自分で考える・振り返る。知力ではなく、未来力を鍛えるという学びの視点に、少し気持ちがスッとしました。STAP細胞騒動への対処問題も、こうしたことも背景にあるのではと思いました。
2014-08-10 10:20:06Wow! ノートはまだありません
Mitsuo Iinuma