「ある意味で、ロールズの軌跡とサンデルの軌跡は反対の方向を向いている。」
受けた批判に対して、(リベラリズムの)ロールズは普遍主義から個々の状況を考慮する方向へ、(コミュニタリアリズムの)サンデルは逆にその彼岸から普遍主義のほうへ、それぞれ歩み寄りつつある。ということかいな。
「正しさ」の決め方には 1.福利型(功利主義)2.自由型(リベラリズム、リバタリアニズム)3.美徳型(コミュニタリアニズム)がある。1.は「皆の役に立つことをしなさい」で、2.は「誰もが生まれ持つ権利を尊重しなさい」で、3.は「共同体の目的(善)にかなうことをしなさい」かいな?
2011-04-01 14:52:24 43pここでコミュニタリアニズムの(リベラリズムに対する)2つの特徴がまとめられてる。1つ目は、ルールや「正しさ」を決めるには、結局は道徳的に何が「善いこと」なのか合意しないといかん。で、2つ目は、「正しさ」の根拠になる責務には家族や国など共同体の連帯からくるものもあるよ。か。
2011-03-27 12:28:45 347pWow! ノートはまだありません
Ikuo Matsumura