2012年2月2日未明読了。所要時間1時間程度。パナソニック(松下電機)の創業者松下幸之助が人生を生きるうえでのアドバイスをまとめた書籍である。この本から伝わってくる彼の思想は、大いなる自然もしくは神意ともいうべきものに対する諦観を基にしながらも、人間の力が及ぶ範囲で全力を尽くす、もしくは自分の運命ならびに使命をすべて前向きに肯定する、というものである。そのような思想を持つからこそ、たとえ困難の中にいても自分を見失わず、またあきらめずに活動を続けてこれたのであろう。また、適材適所、という言葉をよく実践している人であるとも思う。社会にはいろいろな職業があり、それぞれがいなければうまく機能しない。だからこそ、自分の素質を生かした仕事をやりがいを持ってすることが大事と述べる。そういう当たり前のことに気づかされる。また、長所が短所になり短所が長所になる、相手が良心の咎めによって裏切れないほど人を信頼する、精神的恐怖を持つことで謙虚に振舞う、無用とされているものにも何かしら価値が創造されてきた、などという意見は非常に興味深かった。とても軽い本なので、すぐ読める点もすばらしい。
2012-02-02 22:42:23 189pWow! ノートはまだありません
Yuta maeda