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東川篤哉による「鯉ヶ窪学園」シリーズ第2弾。
東川篤哉は大の野球ファンのようで、どの作品にも大抵野球ネタがちりばめられているものだが、本作はまさにその野球がメインの題材として扱われたミステリである。
冒頭、弱さでは定評のある鯉ヶ窪学園野球部で起きたベース盗難事件。探偵部の面々は相変わらずの活躍でいっこうに謎は解けないまま、ライバル校との練習試合の当日となる。当日、現場に現れない野球部監督の代わりに代行をたてて試合を行うことにするが、最終盤、キャプテン土山の打球が飛び込んだバックスクリーンに死体となった監督と盗まれたベースの一つが発見される。やがてこれが連続殺人へと発展していくのだが。
Amazonでも一部には散々に書かれているが、野球の知識に乏しいと話しについて行くのがつらいかもしれない、という弱点はあるものの、野球見立て殺人やトリックについてはよく考えられており、論理的な破綻はない。しかし、そのトリックが結果的に非常に複雑な印象を醸し出してしまい、本作をわかりにくいものにしてしまっている。また、3人目の被害者についてはどのように襲われたのかは解説されるが、どこから侵入し、どこへ逃げ、その間誰にも見られなかったのかどうかなどはほぼ説明されず、ここまでトリックを組み立ててきて最後がやけにおざなりな印象を受ける。
相変わらずとんちんかんな推理をこねくり回した末に、肝心の謎解きは別の登場人物にかっさらわれてしまうところもこのシリーズらしいところだが、若干消化不良感が残るのは否めない。

2012-05-07 14:07:19

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