西洋の没落―世界史の形態学の素描〈第1巻〉形態と現実と

40冊目かな？
「西洋の没落」(シュペングラー著)若いころ背伸びして読んだ本を読み返してみました。ぜーんぜーんわかってなかったんだよなあ・・・。「経済が思想を支配した末、西洋文明は21世紀で滅びる」と予言した1918年の著作。第一次世界大戦中に出版されたというのも驚きですが、「大地を離れ極度に強化された知的生活からは不妊の現象が生ずる。人口の減少が数百年に渡って続き、世界都市は廃墟となる。知性は空洞化した民主主義と共に破壊され、無制限の戦争を伴って文明は崩壊する。」第二次世界大戦の前にこんなこと考えてた人がいたんですよね。いま読んでも良く分かりませんでしたけど(笑)・・・・