"ひとり" から "みんな"との読書へ

<ソーシャルリーディング> SNSを利用した新しい読書体験

あなたの感想を共有しよう

自分だけの本棚を作って記録しよう

みんなの感想と本棚であなたの1冊を見つけよう

無料

見るのも書くのもOK

便利

外出先でもノートが書ける

共有

みんなの本棚、ノートを見よう

共感

ノートでつながりを深めよう

本のいいねをシェアしよう!

  • 無料

    見るのも書くのもOK
  • 共有

    友達にも見せちゃおう
  • 便利

    外出先でもノートが書ける
  • 共感

    ノートでつながりが深まるかも!

Note List ノートリスト

千里眼クラシックシリーズ第9弾。
本作ではこれまでほとんど語られることのなかった美由紀の過去、特に両親が死んだいきさつや救難部隊を目指していた頃の同僚とのやりとりなどが上巻のほぼ3分の2ほどを使って語られる。そこでは女性幹部自衛官の少なさから世間体を気にして有能な自衛官から選抜すべき救難ヘリ要員を女性だけに限定して選抜しようとする組織の思惑を不快に感じながらも自らが目指す救難部隊への配属のために選抜試験を受ける美由紀と、父親が人事権を持つトップエリートの娘との確執などが描かれ、これがやがて下巻での美由紀の境遇に大きく関わってくることになる。
上巻ではこれまでのようなアクション主体の物語からやや一線を画し、美由紀の内面の心情を深く掘り下げ、美由紀という人物により奥行きをもたせようとする著者の思いが感じられる。これまでの物語では異常に思えるほどのスーパーウーマンとして八面六臂の活躍をしてきた美由紀だが、それも過去の血のにじむような努力があったから、ということをしっかりと描いていく。やがて、現代に物語は戻り、アメリカの仕掛けたイラク戦争によって大幅に治安の悪化したイラクにおいて、成り行きとはいえ戦争に歯止めをかけるべく美由紀が単身挑んでゆく。
イラク戦争というアメリカの仕掛けた帝国主義的暴虐をある意味最も真実に近い形で描いているのではないかと思えるくらいリアリティに溢れた設定と、それをイラク側に立つことになった主人公の目を通して描いていくところは、メディアリテラシーという意味でも学ぶところが多い。報道されるものがすべて真実ではない、ということを改めて考えさせられる。

2012-11-16 16:29:33

My Note List この本のマイノートリスト

Wow! ノートはまだありません

Recommended Books こちらもいかがですか?

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

カーマイン・ガロ(著)
外村仁 解説(その他)
井口耕二(翻訳)

日経BP社

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

レイチェル・ボッツマン(著)
ルー・ロジャース(著)
小林 弘人(監修)
関 美和(翻訳)

日本放送出版協会

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

クリス・アンダーソン(著)
小林弘人(監修)
小林弘人(監修)
高橋則明(翻訳)

日本放送出版協会

スティーブ・ジョブズ I

ウォルター・アイザックソン(著)
井口 耕二(翻訳)

講談社