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千里眼クラシックシリーズの第9弾下巻。
イラクでの戦いはアメリカによる陰謀渦巻く殺戮の舞台だった。美由紀は何とかして殺戮の連鎖を停めようとするが、逆にとらわれの身になってしまう。トランス・オブ・ウォーを証明し、殺戮の連鎖を停めることが出来るのか。
相変わらず、この作者は主人公をとことんまで絶体絶命の場面に追い込むことで、あり得ないような状況からの逆転劇を演出する。これがまた気持ちいいくらいスカッと決まるところが、想像の上をいっていてすごい。トランス・オブ・ウォー理論の擁護者でもあった厭世の博士すらも証明を諦めていたのに、そんな方法があったのか!!と思わずうなってしまう。
心理学的な物語の構築もさることながら、イラクを舞台とし、イスラムの人々の立場や考え方(これはもちろん、作者のフィルターが通っている)も十分物語に織り込みながら、美由紀の過去の確執や部隊の同僚との和解などいくつもの要素を余すところなく描ききっている。
それにしても、松岡圭祐の本は長くても途中でだれることがない。本作も適度な緊張感をはらみながら最後まで読み切らせる。ますます続編が楽しみになる。

2012-12-29 01:05:13

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